SQLパフォーマンスアナライザ

Oracle11g

今日は、昨日のSQL計画管理でちょろっと出てきた
SQLパフォーマンスアナライザ」について。


リベンジの重点勉強ポイントではないけど、
気になったのでざっくり復習してみた。


○システム変更によるSQLワークロードのレスポンス時間への影響を予測し、分析できる。
SQLチューニングアドバイザと統合し、性能の低下をチューニングできる。
STSの分析結果はSQL計画ベースラインにシードできる。
○ワークロードを移行し、テスト環境で実施可能。
○以下のケースで利用可能。

 1.アップグレード
 2.OS及びハードウェアの変更
 3.DBのパラメータ変更
 4.スキーマの変更
 5.統計情報の変更
 6.アドバイザのチューニング推奨事項の実装


SQLワークロードの内容

 1.SQLテキスト
 2.実行コンテキスト(バインド変数・値、解析スキーマコンパイル環境、初期化パラメータ)
 3.実行計画
 4.実行統計(経過時間、CPU時間、バッファ読取り、ディスク読取り、処理された行)
 5.実行頻度
 ★SQLチューニングセット(STS)を利用して取得。
  ★カーソルキャッシュから増分取得
  ★フィルタ、ランキング機能によって不要なSQLは除外


★ワークロードを完全に再現する


★パフォーマンス情報の取得
 ・SQLをシリアル実行する。(DDL/DMLの影響は考慮しない)←精度の高い情報収集
 ・EXPLAIN_PLANで実行計画のみを取得。←精度の低い情報収集

  
★利用手順

 1.SQLワークロードの取得
 2.テストDBにワークロード転送
 3.変更前パフォーマンスの収集
 4.変更実施
 5.変更後パフォーマンスの収集
 6.変更前後の結果を比較
 7.パフォーマンスが低下したSQLのチューニング


分量の割には昨日と同じくらいの時間でイケたな。