AWRベースライン


まず、
★AWRスナップショット

 AWRの永続的なデータ
 SYSAUXに存在
 データディクショナリビュー、Database Controlからアクセス可
 書込みプロセスはMMON

   
★AWRベースライン★
 ★STATISTICS_LEVEL=TIPICAL or ALL で有効


 ★変動ウィンドウベースライン:SYSTEM_MOVING_WINDOW

  AWR保存期間の影響を受ける。変動ベースラインのサイズを増やすには、先にAWR保存期間も延ばす必要がある。
  MODIFY_BASELINE_WINDOW_SIZEを使用すると変動ウィンドウベースラインを変更できる。
  デフォルトでは、AWR保存期間内のすべてのAWRデータに対して変動ウィンドウベースラインが作成される。(8日間)
  AWRの全保存期間におけるAWRデータは、メトリックしきい値の計算に使用できる。
  適応しきい値を使用する際に役立つ。


 ★静的ベースライン
  単一ベースライン・・・単一の期間に収集される
  繰り返しベースライン・・・特定の期間に繰り返し収集される


 ★ベースラインテンプレート
  ベースラインの作成をスケジュールできる。
  MMONが過去スケジュールを検出してベースラインを作成。


 ★ベースラインの作成

  ・EMから「スケジュール統計の計算」を選択してベースライン統計を計算。
  ・CREATE_BASELINE_TEMPLATEプロシージャを実行する。
  ・保存期間(Expiration):NULLの場合は有効期限なし
  ・保存期間が過ぎると削除。


 ★アラートしきい値
  ベースラインのメトリック統計によってアラートしきい値が決まる。
  固定値のしきい値はDBAが設定するもの。ベースラインは不要。