自動診断リポジトリ(ADR)

DB診断ファイルのリポジトリ

 ・トレース
 ・インシデントダンプ
 ・コアダンプ
 ・アラートメッセージファイル
 ・状態モニタレポート
 ・パッケージ


DB外部に格納されるため、DBが停止しても使用可能。
★従来のDUMP_DEST初期化パラメータは無視
ADRベースはDIAGNOSTIC_DEST初期化パラメータで指定

 NULLにした場合
 ・ORACLE_BASEが設定されている場合
  ⇒$ORACLE_BASE
 ・ORACLE_BASEが設定されていない場合
  ⇒$ORACLE_HOME/log


★アラートメッセージファイルは2つ

 ・従来のテキスト
  ⇒TRACEディレクト
 ・XML形式
  ⇒ALERTディレクト


★インシデントダンプ
 ⇒INCIDENTディレクト
★状態モニタレポート
 ⇒HMディレクト
★コアダンプ
 ⇒CDUMPディレクト
★プロセストレースファイル
 ⇒TRACEディレクト
★ADRCI(ADRコマンドラインツール)

 ADRの診断データを表示
 インシデント情報を表示(show incident)
 ログインの必要なし
 インシデント、問題の情報をZIP化する(IPS:IncidentPackageService)
  ↑EMのサポートワークベンチからも可能


★V$DIAG_INFOでディレクトリパス表示
★インシデントは問題キーを持つ。
 ⇒キーが一致すれば原因は同じと見なされる。
  
  
★サポートワークベンチ★

・問題と詳細の表示
・手動でヘルスチェックを実行し、診断データを収集
・追加ダンプの取得、SQLテストケースを生成し、問題の診断データに追加
・アドバイザの実行
・サービスリクエストの追加、番号の追加
・インシデントパッケージをOracleサービスにUP
・解決した問題のクローズ