Oracle11gのインストール
インストールの問題を間違ったようだが、自覚がないヽ(゜▽、゜)ノ
インストールの内容はあまり多くないので、
アップグレードも合わせて復習することにした。
■インストール編
★OFA(Optimal Flexible Architecture)
・ORACLE_BASE環境変数設定が必須項目になりました。
・フラッシュリカバリ領域とデータファイルはORACLE_BASE配下作成を推奨。
・また、それぞれ別のディスク上に配置することを推奨。
×インストール時にDBを作成する画面でRAWデバイスが指定できなくなった
⇒あとからDBCA(DB Configuration Assistant)で設定
○DBCAで設定できること
・セキュリティ
・メモリ構成
・自動化メンテナンスタスクの有効化
★SYSAUX領域について
・SYSTEM表領域の補助領域。
・必須領域。
・DB作成時に同時に作成される。
・SYSTEM表領域と同じセキュリティ属性が適用される。
・EXTENT MANAGEMENT LOCAL
・SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO
×SYSAUXのトランスポータブル表領域はサポートされていない。
■アップグレード編
★11gへの直接アップグレードが可能なバージョン
・9.2.0.4以上
・10.1.0.2以上
・10.2.0.1以上
★アップグレード方法
・DBUA(DB Upgrade Assistant)が利用可能
・手動アップグレード(SQL*Plus)
・DataPumpのインポート/エクスポートユーティリティ
・CREATE TABLE AS SELECT文
★アップグレード検証
・既存DB側で事前検証・・・utlu111i.sql
・アップグレード後コンポーネント検証・・・utlu111s.sql
★DBUAについて
○すべてのタスクを自動化できる。
○リリース、パッチセットの両方のアップグレードを実行できる。
・パッチセットのサポートは10.2.0.3以上
○シングルインスタンス、RAC、ASMをサポートする。
○アップグレード前にコールドバックアップを実行する。
○SYSAUX領域を作成する。
○各種領域サイズの自動調整を行う。
○アップグレードの前提条件をユーザに通知し、修正する。
○スプールログで検出されたエラーを自動で通知する。
○アップグレードのHTMLレポートを出力。
×個々のステップを制御できない。
★初期化パラメータの変更
★UNDO_MANAGEMENTが設定されない場合はAUTO
★DIAGNOSTIC_DESTの導入
以下のパラメータはこれに統一
・USER_DUMP_DEST
・BACKGROUND_DUMP_DEST
・CORE_DUMP_DEST
★Direct NFS クライアントについて
OSカーネルドライバへの設定が不要になる。
マウントはOSカーネルNFSが行うが、制御はOracleDBMSカーネルが行うようになる。
○NFS入出力のパフォーマンスが予測できるようになる。
○管理が楽になる。
○より高度な診断が可能になる。
○カーネルのNFS層のボトルネックを回避できる。
○非同期I/Oの同時実行性が向上する。
○OSキャッシュを迂回する。
・/etc/mtabのマウントエントリを処理する。
・$ORACLE_HOME/dbsに配置されているoranfstabは
単一DB固有のエントリ。
・/etcに配置されているoranfstabはすべてのDBに対して
グローバルなエントリ。
⇒$ORACLE_HOME/dbs、/etc/oranfstab、/etc/mtabの順に検索。
最初に一致したエントリを使用。
・OSカーネルとoranfstabのエントリが不一致の場合は
NFSサーバは処理されない。