オンラインパッチ(ホットパッチ)

個人的にはホットパッチという表現の方がしっくりくるのでそっちで書きます。


★ホットパッチ(オンラインパッチ)について

 ・アクティブなDBに適用するため、DBを止めない。
 ・Oracleバイナリの再リンクは不要。
 ・数秒で適用が完了する。(という規模のパッチがホットパッチになる)
 ・一部のパッチのみがホットパッチ。
  ・opatch query -is_online_patchがtrueのパッチのみ


 ★OPatchについて

  ・OPatchコマンドラインユーティリティで適用する。
  ・OPatchはパッチの有効化/無効化を制御できる。
  ・OPatchはパッチ間の競合を検出する。
  ・OPatchはパッチをパッチインベントリリストに登録して管理する。
  ・OPatchはRAC環境でも動作する。


 ×止まらないが、処理に遅延が生じる場合がある。


 ×以下のプラットフォーム以外では利用不可。
  (2009年頃の資料からの情報です)

  ・Linux x86
  ・Linux x86-64
  ・Solaris SPARC64


 ×追加のメモリが消費される。

  ・パッチサイズにより増減がある。
  ・Oracleプロセス数により増減がある。
   (1000プロセスで4MBくらい消費する)