標準オブジェクトとカスタムオブジェクト その1

ちなみに、基本的にヘルプから拾ってまとめ直してるだけです。


標準オブジェクトのアーキテクチャとリレーションモデル その1


【商品】

  • 商談および見積の中で販売される個別のアイテム。
  • 価格表で価格と関連付けることができる。各商品はさまざまな価格表でさまざまな価格に設定されている場合がある。
  • 価格表で価格が設定されている商品を、価格表のエントリと呼ぶ。
  • 商談詳細ページの商品関連リストと見積詳細ページの見積品目関連リストには、レポートの商品が表示される。
  • [商品] 関連リストでは、商談または見積への価格表の関連付け、商品の追加や編集、商談のおよび商品スケジュールの設定や編集を行うことができる。
  • 価格表

 ・価格表には、商品とその価格が記録される。
 ・標準価格表とカスタム価格表がある。
 ・標準価格表は、カスタム価格表の有無に関わらず、すべての商品の標準
  価格のマスタリストとして自動的に作成される。

  • スケジュール商品

 ・数量スケジュール:組織が決定した支払い日、納入日、またはその他の
  日付、またその単位数、分割数の概要を示す。
 ・収益スケジュール:支払い、収益の認識、またはその他の用途の日付、
  収益金額、分割数の概要を示す。

  • 接続先からの商品

 ・Salesforce to Salesforce を使用して外部の取引先責任者と商品を
  共有している場合は、[接続先からの商品] の下のリストビューを
  1 つ選択して、ビジネスパートナーと共有している商品を表示する。


【商談】

  • 追跡の対象となる売上および進行中の商談。
  • 商談を追加すると、売上予測に役立つ「パイプライン」も作成することになる。
  • 商談をキャンペーンにリンクして、マーケティングプログラムの ROI の測定に役立てることができる。
  • 商談から、商品およびサービスの提案価格を示す見積を作成できる。
  • キャンペーンの影響

 ・商談は通常、複数のキャンペーンの影響を受けるため、キャンペーンの
  影響機能を使用して、1 つの商談に影響のある複数のキャンペーンを
  手動または自動で関連付けることができる。
 ・影響のあるキャンペーンは、商談の詳細ページの
  [キャンペーンの影響] 関連リストで参照できる。
 ・商談の詳細ページの [主キャンペーンソース] 項目を使用して、
  商談に最も影響するキャンペーンを指定できる。
 ・自動関連付けが有効になっていると、影響のあるキャンペーンが
  商談完了日前の商談の取引先責任者ロールを持つ取引先責任者と
  関連している場合に、そのキャンペーンが商談に自動的に追加される。
 ・キャンペーン影響期間条件などの自動追加条件を指定できる。
 ・キャンペーン影響期間条件は、新規商談にキャンペーンが影響する
  ことができる期間を、キャンペーンが最初に関連付けられた日から
  商談が作成されるまでの期間内に制限する。
 ・影響のあるキャンペーンを手動で商談に追加する場合は、
  [キャンペーンの影響] 関連リストの [キャンペーンの追加] ボタンをクリック。
 ・複数のキャンペーンに影響された商談を参照するには、
  [キャンペーンと影響を受ける商談] キャンペーンレポートを使用する。

  • テリトリー

 ・取引先の特性に基づいて取引先にアクセスを許可する
  取引先共有システム。取引先とユーザの集合。
 ・組織の共有モデルが非公開の場合に、郵便番号、業種、
  収益、業務に関連するカスタム項目などの条件に基づいて、
  取引先へのユーザアクセスを許可する。
 ・テリトリー管理が使用されていても、取引先の所有権と
  レコード共有への影響は有効。
 ・取引先、及び取引先と主従関係を持つ標準オブジェクトにのみ作用。
  商談はテリトリー管理に含まれるが、リードは含まれない。
 ・テリトリーはロールのように階層化することが可能。
 ・テリトリー管理の大きな利点

・非公開の共有モデルを拡張する取引先条件の使用許可。
 ・複雑で頻繁に変更される販売組織構造のサポート。
 ・商談を保持するオプションによるテリトリー間でのユーザの移行。
 ・テリトリーのメンバーシップに基づいたユーザごとの複数の売上予測。
 ・テリトリーベースの売上レポート。

  • 商談の共有

 ・組織の共有モデルとテリトリーに対する組織のデフォルトの
  商談アクセス権は、ユーザの管理者によって定義される。
 ・ユーザは自分の商談に対する共有権限を個別に拡張できる。
 ・商談の共有によって商談へのアクセスを改善することは可能。
 ・組織のデフォルトより低いアクセス権に制限することはできない。


【キャンペーン】

  • キャンペーンへのアクセス権限

 ・キャンペーンを管理するには、個人情報ページで [マーケティングユーザ]
  チェックボックスをオンにし、適切なユーザ権限と、そのキャンペーンに
  対する共有アクセス権を持っている必要がある。
 ・このチェックボックスがオンになっていないユーザは、キャンペーンの
  表示とキャンペーンレポートの実行のみ可能。
 ・キャンペーンが Apex で参照されている場合は、組織でキャンペーンを
  無効にすることはできない。
 ・マーケティングユーザは、マーケティングユーザプロファイル
  (または「リードのインポート」権限およびキャンペーンの「編集」権限)
  も持っている場合は、リードをインポートでき、キャンペーンインポート
  ウィザードを使用できる。

  • キャンペーンメンバー

 ・キャンペーンメンバーは、リード、取引先責任者、または個人取引先レコード
  から作成される。
 ・リード、取引先責任者、および個人取引先のレポートを通じて、一度に
  最大 50,000 件のキャンペーンメンバーを追加したり更新したりできる。
 ・複数のリードおよび取引先責任者を [メンバーの管理] ページから検索、
  追加または編集できる。
 ・CSV インポートファイルを使用すると、追加できるリードおよび
  取引先責任者の数は無制限。
 ・取引先責任者またはリードの詳細ページから一度に 1 つずつメンバーを
  キャンペーンに追加できる。


カスタムオブジェクトのリレーションについては、以下の記事に記載。
Salesforce のメモ(リレーション)