Windows7のDocuments and Settings 以下にアクセスできない件

Windows7のDocuments and Settings 以下には、初期設定ではアクセスできないようになっています。
こんな感じで。




通常ならアクセスする必要は無いのですが、どうしても・・・ということありますよね。Application Dataとか。
初期設定がどうなっているかと、その際に変更する必要のある設定を記載します。


※アクセスが推奨されないフォルダ階層です。自己責任で作業してください。




アクセス可能にするために必要な作業は、大きくは1つです。それは、フォルダへのアクセス権を設定することです。アクセス権を設定するためには、Administrator権限(もしくは権限を持つグループへの所属)が必要です。(細かい話、もう少しゆるい権限でもいいかも。いちいち設定してないと思うのでAdministratorで。)




初期設定

初期設定でのアクセス権限はこんな感じになってます。


表示されているすべてのユーザ(グループ)で、変更・読み取りなどのアクセス権が与えられていません。
これを、任意のユーザでアクセスできる設定に変える必要があります。
その設定例を示します。


設定例

通常のフォルダアクセス権限設定であれば、アクセス許可を変更するには [編集] をクリックしますが、それだとうまくいきません。しかも変な動きをして所有者がSYSTEMに変わってしまったりします。その場合、色々設定不可能な状態になります。間違っていじってしまった場合は所有者をAdministratorsに変更すれば変更権限が戻ってきます。



ということで、[編集]ではなく、[詳細設定]をクリックします。




Documents and Settings にアクセスできないようにしている設定は、『拒否:Everyone』の部分です。これを削除します。すると、他の『許可』設定が有効になるので、アクセスできるようになります。Administratorsなどに権限を与える設定を同時に行いましょう。


不要なユーザにまでアクセス権を与える必要はないので、適宜設定して適切な権限に保ちましょう。




※アクセスが推奨されないフォルダ階層です。自己責任で作業してください。